【サビ管・児発管】オープニングスタッフとして働きたい！メリットやおすすめ求人も紹介

転職先を検討するなかで新設の施設を希望する人は少なくありません。全員がオープニングスタッフとして一から人間関係を築いていくため、気楽に人付き合いが始めやすいという理由で希望する人も多いです。

その他にも、施設が綺麗、利用者との信頼関係も一から築けるなど、働き手にとってはさまざまなメリットがあります。一方、デメリットに感じられることも少なからず存在するでしょう。

今回は、児童発達支援や放課後等デイサービスなどでオープニングスタッフとして新設の施設に勤める際のメリット・デメリット、求人選びのポイントなどを紹介します。

記事の後半では療育biz（ビズ）で取り扱っている2024年新規オープン施設の求人も紹介しているので、ぜひ転職先選びの参考にしてみてください。

児童発達支援や放デイはオープニングスタッフの求人があるの？

そもそも、児童発達支援や放課後等デイサービスでオープニングスタッフの求人はどの程度あるのでしょうか？

令和4年に厚生労働省から発表された「児童発達支援・放課後等デイサービスの現状等について」の公開資料によると、それぞれの事業所数の推移は以下のようになっています。

児童発達支援事業所
　令和1年　6,846
　令和2年　7,722
　令和3年　8,995

放課後等デイサービス
　令和1年　14,046
　令和2年　15,408
　令和3年　17,298

児童発達支援、放課後等デイサービス共に、施設数は増加傾向にあり、特に放課後等デイサービスは今後も大幅な事業所数の増加が予想されています。

事業所数が増加するということは、新たな求人が出るということでもあります。児童発達支援、放課後等デイサービスでは、今後もオープニングスタッフの求人が増加していくことでしょう。

参照：児童発達支援・放課後等デイサービスの現状等について

オープニングスタッフとして入職するメリット

オープニングスタッフとして障害児支援に入職するメリットとして以下のものが挙げられます。

スタッフ間の人間関係が築きやすい

障害児支援を行う上で、スタッフ同士の信頼関係はとても重要です。良い関係を築いて、お互いをフォローし合いながら支援に取り組むことで、スタッフにとっても利用者にとっても心地よく楽しい支援の提供が可能になります。

全てのスタッフが初対面となるオープニングスタッフは、先入観無しにコミュニケーションを取りやすいため、人間関係を築きやすいでしょう。

利用者との人間関係を築きやすい

既存の施設に入職した場合、利用者（主に保護者）の信頼が特定のスタッフに偏っていることも珍しくありません。自分自身は利用者のために充実した支援の提供をしようと取り組んでいるのにも関わらず「〇〇さんにみてもらっていた時の方が良かった」など、心無い言葉に落ち込んでしまうという声が聞かれることもあります。

オープニングスタッフとして勤める施設では、スタッフ間だけでなく利用者も新規利用者ばかりです。利用開始時から在籍しているスタッフとして、利用者との信頼関係も築きやすくなります。

綺麗な施設で働ける

新設施設の多くは、開業のために新しく作られているため新品の備品や施設を利用できます。なかにはIoT化をすすめるなど最新の機器を導入している施設もあるでしょう。新しく綺麗な施設で、気持ち良く働けるというメリットもあります。

サビ管や児発管は好待遇な求人が多い

事業所にとってサビ管や児発管は無くてはならない人材です。いくら事業所の新設を計画したところで、必要な資格職の人材が集まらなければ人員配置基準を満たせません。そのため、障害児支援施設に必要不可欠とされるサビ管や児発管は、新規オープン施設の求人において好待遇が提示されていることも珍しくないのです。

オープニングスタッフとして入職するデメリット

もちろんメリットだけでなく、オープニングスタッフとして入職するに当たってデメリットもあります。続いては、デメリットとなる理由についてもみていきましょう。

人員不足で開業をスタートさせるケースもある

オープニングスタッフの求人を出しているものの、必ずしも予定人数の人材を確保できるとは限りません。しかし、利用者の募集をしている以上、最低限の人材だけでも確保できている状況なら、施設を開業する必要があります。

結果、求人を出しながら現状で確保できているギリギリの人数で支援の提供が始まる場合もあるでしょう。充分な人手が足りない中、支援を提供しなければいけないことも珍しくありません。

スタッフ同士の連携が取りづらい

連携して支援に当たることができるため、日常業務にそれほど大きな混乱は起こらないでしょう。しかし、オープニングスタッフの場合、全員が初対面のため連絡ミスや誤解による争い、業務の振り分けに対する不満など、さまざまな混乱が起こる可能性があります。

信頼関係を築けるまでは、一層細やかに報連相や相手への気遣い、率先したフォローなどが必要になるでしょう。

サビ管や児発管が新設の施設の求人を探すポイント

新設の施設といっても、バックグラウンドが違うと運営方針や経営基盤の厚さなど、さまざまな点が大きく違います。そのため、「オープニングスタッフとして働きたいから」という理由だけで、施設について調べずに転職を決めてしまうのは危険かもしれません。

オープニングスタッフの求人を探す際には、以下のポイントをチェックしてみてください。

系列事業所の新規オープンかどうか

新規開設の施設には、これまでも事業所運営を行ってきた法人が新たな事業所を開業する場合と、今回初めて障害児支援の領域に展開するため新規事業所を開設する場合があります。

事業所運営を行ってきた法人が新たな事業所を開業する場合

障害児支援のノウハウがあり系列事業所のある場合、思うように求人で人材が集まらなくても他事業所からヘルプスタッフを派遣してくれたり、ノウハウによって安定的に運営を行えたりするというメリットがあります。

一方、系列事業所から新規オープン施設に異動してくるスタッフがいる可能性もあるため、完全に全てのスタッフと一からの付き合いができる状態ではないかもしれない事にも留意しておきましょう。

初めて障害児支援の領域に展開するため新規事業所を開設する場合

初めての領域で事業を展開していくため、運営が軌道になるまではさまざまな変更が起こる可能性も高いでしょう。業界内での繋がりが薄い場合、他事業所や機関との連携も難しく、スタッフが一丸となってノウハウを作っていく必要があります。

安定しているとは言い難いかもしれませんが、経験豊富なサビ管や児発管にとっては自分の支援のやり方を提案できるチャンスでもあります。これまでの経験などを頼りに、安定的に運営する方法を管理者などと相談しながら働けるため、やりがいを感じられるでしょう。

ノウハウなどが完成している系列事業所では難しい新たな挑戦も、新規参入した事業所ならチャレンジできる可能性があります。

サビ管や児発管の採用予定人数はどれくらいか

資格取得に年月がかかり、障害児支援業界全体で需要が高まっているサビ管や児発管。新規オープンの求人で、自分しかサビ管や児発管がいない場合や、施設規模・予定利用者数の人数に対して明らかに少ない人数しか採用予定がない場合は要注意です。

サビ管や児発管にしか担当できない業務は多々あるため、採用予定人数が極めて少ないと、業務過多に陥ってしまう可能性もあるでしょう。

問い合わせをする際に、「今回の求人ではサビ管や児発管を何名程採用されるご予定でしょうか？」と聞いてみるのもおすすめです。自分で聞きにくい場合は、転職エージェントなどを介して質問するもよいでしょう。

【2024年オープン】サビ管・児発管におすすめの求人

療育biz（ビズ）では、療育業界のさまざまな求人をご紹介しています。今回は、2024年に新設する施設のオープニングスタッフ求人をご紹介します。気になる求人がある場合は、お気軽にお問合せください。

【東京都】保育園をはじめとした多種多様な運営ノウハウがあるから安心

【勤務地】東京都江東区
【施設形態】児童発達支援（未就学児）
【雇用形態】正社員
【給与】400,000～460,000円

当求人を出している法人は、これまで100カ所以上の認可保育園、企業主導型保育園、学童クラブ、有料老人ホーム、デイサービス、グループホームなど、子育て支援・介護・ヘルスケアの運営経験があります。

多角的な支援の視野を持っているからこそ、新規オープンでも安定した運営が期待できるでしょう。福利厚生も整っており、スタッフへのサポート体制も充実しています。ワークライフバランスを保って働きたい方にぴったりの求人です。

該当求人はこちら

【千葉県】全国展開中で経営基盤が安定・働きやすさが魅力

【勤務地】千葉県柏市
【施設形態】就労継続支援A型
【雇用形態】正社員
【給与】341,000～

現在、事業規模がどんどん拡大中の法人から出ている求人です。利用者にとってのベストな支援を提供し、同時に支援を提供しているスタッフへのサポート体制も充実。年間休日112日前後と、プライベートを楽しみながら働きたい方にもおすすめの求人です。

該当求人はこちら

【神奈川県】2024年7月オープンの新規施設！フランチャイズなのでノウハウも有り

【勤務地】神奈川県相模原市中央区
【施設形態】放課後等デイサービス（就学児）
【雇用形態】正社員
【給与】330,000円～

2024年7月に新規オープンする施設の求人です。新規開業ですが、フランチャイズ経営なので放デイ運営のノウハウがあって安心。完全週休2日制で休暇制度も充実しており、児発管業務にブランクがある方でもご応募いただけます。

該当求人はこちら

オープニングスタッフの求人を見つけてサビ管・児発管として働こう

新しい事業所を一から作り上げるオープニングスタッフは、大変なこともありますがやりがいが感じられたり、スタッフ同士で唯一無二の信頼関係を築けたりと魅力もたくさんあります。

「どうせならオープニングスタッフとして転職先の求人を探してみようかな」と思った人は、ぜひ今回紹介したポイントを参考に、自分にぴったりの求人を探してみてくださいね。

療育biz（ビズ）では、ここで紹介した求人以外にもさまざまなオープニングスタッフの求人をご紹介できます。療育業界に特化したコーディネーターが無料メール相談も実施しているので、ぜひオープニングスタッフとしての転職に不安を感じていたりお悩みを持っていたりする方もご相談ください。

ご希望や要望をしっかりお伺いして、あなたにぴったりの求人をご紹介させていただきます。

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