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福祉職におけるストレスの乗り越え方は?快適に仕事をするポイントや無理な時の対応を紹介

人や社会の役に立つ福祉職で実際に働いていると、ストレスを感じるシーンも少なくありません。最初は人の役に立ち、困っている人の助けになる仕事をしたいと思っていた人も、いつしか「思っていた仕事ではなかった」「全然違う職種に転職したい」なんて思うこともあるでしょう。

この記事では、福祉職でストレスを感じやすい理由や乗り越え方を紹介します。合わせて、職場でストレスを改善するポイントやどうしてもストレスに耐えられない時の改善策も紹介しているので、悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この記事は以下に当てはまる人におすすめの内容を紹介しています。
  • 福祉職の人
  • 福祉職で現在の職場・働き方にストレスを感じている人
  • 福祉職で転職を検討している人

福祉職はストレスを感じやすい仕事?

仕事に埋もれる人
福祉職とは、すべての人が幸せに暮らしていくため、社会のなかで高齢者、子ども、障害者、貧困に苦しむ人などを支える仕事を指します。社会的な支援から身体的な支援まで、さまざまな役割を担う福祉職の分野があり、その内容も多岐に渡ります。
  • 高齢者福祉職:介護職、ケアマネージャー、生活相談員
  • 障害者福祉職;生活支援員、サービス管理責任者、就労支援員、相談支援専門員
  • 障害児福祉職:児童指導員、保育士、児童発達支援管理責任者
人の役に立ち、困っている人から感謝されることも多い福祉職ですが、なかにはストレスを感じて他業界へ転職してしまう人も少なくありません。

厚生労働省が行った令和6年雇用動向調査によると、医療・福祉職の入職者数は1,156,6千人なのに対し、離職者数は1,135,4千人という結果が出ています。これは、非常に高い離職数と言えるでしょう。その中には、ストレスで福祉業界から去っていったという人も数多くいると考えられています。
参考:令和6年雇用動向調査

福祉職がストレスを溜めやすい理由

疑問に感じる女性
他業種でも仕事をするうえでストレスを感じることは多々あるでしょう。しかし、福祉職では、その業務形態や業務内容ならではのストレスを溜めやすい理由がありました。

続いては、福祉職で働いているとストレスを溜めやすい理由について解説します。

仕事内容が多岐に渡るから

福祉職では、ひとつの職種でも仕事内容が多岐に渡ることが多いです。

例えば、介護職といっても生活介助から身体介助までさまざまな支援を必要とされます。場合によっては看護師と連携して、心身の病気のケアの補助に対応することもあるでしょう。

単一の業務をこなすのではなく、包括的に利用者が心身共に健やかで幸せな生活を送れるように支援するのが福祉職の仕事です。仕事内容が多岐に渡ることで、肉体的にも精神的にも疲弊し、ストレスが溜まりやすくなるケースが少なくありません。

仕事量が多いから

福祉職は人手不足になっているケースが多い傾向にあります。少子高齢化や発達障害児の増加、家庭機能不全の増加など、支援を必要とする人が増えたことも、その理由として挙げられるでしょう。

しかし、仕事量に対して給与水準が他業種よりも低い事が原因で、業界的に人手不足に陥っている傾向があります。仕事量が多くて人手不足になり、さらに仕事量が増えるという悪循環から、福祉職員がストレスを溜めてしまいがちです。

感情労働になりやすいから

感情労働とは、自身の感情とは異なる態度を演じて労働をする事を言います。福祉職のなかには、利用者に心無い言葉や態度を投げかけられるケースも珍しくありません。特に、大人の利用者相手に支援を提供していると理不尽な怒りをぶつけられるケースもあります。しかし、言い返したくなる感情を隠して穏やかな対応を求められることが多いです。

怒りや悲しみを適切に発散できない事で、強くストレスを感じてしまう可能性も考えられるでしょう。また、人に尽くす福祉職だからこそ「こんなにも利用者を想って支援を提供しているのに、何故文句を言われなければならないのか」という気持ちになることも少なくありません。

福祉職の人におすすめのストレスの乗り越え方

乗り越えるイメージ
福祉職を志して業界に入職したのに、ストレスで辞めてしまうのは口惜しいですよね。そこで、福祉職の人におすすめのストレスの乗り越え方を紹介します。福祉職でストレスを感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。

仕事とプライベートを明確に分ける

福祉職をしながらストレスを適切に発散して仕事を続けている人の多くは、仕事とプライベートを明確に分けています。退勤後は仕事の事を考えない、休日は仕事関連の事はしないなど、プライベートを満喫することで、就業中のストレスを発散していると考えられます。

プライベートな時間は趣味や楽しい事に没頭し「この生活のために仕事を頑張る」というマインドを持つことで、福祉職でのストレスを軽減でき人も少なくありません。

完璧主義にならない

福祉職では人を相手に仕事を行うことが多いです。そのため、自分の思い描くように完璧に仕事をしようとしても、なかなかうまくいかない事があるでしょう。特に、自分以外の要因で完璧に仕事を完成させられないことも多くモヤモヤする気持ちが残ってしまうことも珍しくありません。

完璧にしようとするからこそ、完璧にできなかった時にストレスを感じてしまいます。

完璧主義な考え方を改め、8割完成して支援対象者が笑顔になってくれれば上出来であると考えてみてはいかがでしょうか。

規則正しい生活を心がける

不規則な生活を送っていると、仕事のパフォーマンスが低下したりメンタルヘルスに異常が出てしまったりすることがあります。特に、ストレスホルモンと呼ばれるコチゾールは、自律神経が乱れると多く分泌されることが分かっています。

自立神経を整えるためには、規則正しい生活や適度な運動が欠かせません。まずは、自分の体の健康状態を良くすることで、ストレスから解放されることも珍しくありません。

福祉職でストレスを溜めないためのポイント

組織で働き方を考えるイメージ
福祉職では、そもそもストレスを溜めないための業務改善施策を行うことが大切です。現在受けているストレスを解消することだけでなく、これから受けるストレスを減らす試みも検討してみるのがよいでしょう。

負担が偏り過ぎないよう人員配置する

まずは、ストレス軽減のために仕事量の改善を試みるのがよいでしょう。一人に負担がかかり過ぎないよう、人員配置を見直し余裕を持って勤務できる環境を構築することが大切です。

人員が足りていないなら施設から求人を出してもらうなど、人員補充も平行して考えることが重要です。

組織として優先順位を明確にする

福祉職では、多岐に渡る業務内容のなかで優先順位が個人の判断になることも珍しくありません。しかし、優先順位が統一されていないとスタッフ間の連携が上手く取れなかったり軋轢を生んでしまったりすることもあるでしょう。組織として優先順位を明確にすることで、人間関係による問題を起こりにくくしストレスを軽減する効果が期待できます。

事務作業・書類作業を効率化する

多すぎる業務量を減らすためにも、デジタル化できる事務作業や書類作業はなるべく効率化するのが望ましいです。DX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用し組織文化やビジネスモデルを変革すること)化を目指すことで、福祉職の新たな可能性を見つけることも期待できます。

公的機関では、施設独自の変革が難しい部分もあるでしょうが、要望を上げ続け、現場の声を知ってもらうことも重要です。「民間企業ではないから、簡単に組織を変えられない」と諦めるのではなく、声を上げ続ける取り組みを検討してみてください。

福祉職のストレスが我慢できない時は

頭を抱える人
福祉職で、どうしてもストレスが我慢できない時や心身に異常をきたし始めたと感じた時には、以下の改善策がおすすめです。

配置換え・部門異動の希望を申し出る

福祉職は多岐に渡る業務を分担して行っていることも珍しくありません。どうしてもストレスに耐えられないようであれば、配置換えや部門異動の希望を出してみるのもおすすめです。環境が変わることで状況が好転する可能性もあります。

休職する

心身に不調がみられる場合は、まず休職して治療に専念するのもひとつの方法です。診断書などを提出して仕事由来の不調が証明されれば、休職申請が通りやすかったり労災認定を受けられたりする可能性もあります。ゆっくりと休んで不調を取り除きましょう。

転職する

声を上げても職場環境が改善されない場合、転職を検討してみてはいかがでしょうか。福祉職といっても施設ごとに特色があり、転職することで状況が改善されることも珍しくありません。また、福祉職といっても高齢者を対象とする高齢者支援、障害者を対象とする障害者福祉、障害児を対象とする障害児福祉など、対応する年代や利用者の状態も業種によって異なります。

なかには、大人への福祉支援に就かれてしまい、障害児福祉や児童福祉など、子供向けの支援サービスへの転職を検討する人も珍しくありません。人や社会の役に立つ福祉職に誇りを持っているけれど、現状が辛いと感じる方は、福祉職内の別分野への転職もおすすめです。

福祉職で感じるストレスを上手く解消しよう

どんな仕事であっても、ストレスを感じるシーンは多いでしょう。中でも福祉職は「人の役に立ちたい」「困っている人を助けたい」という志をもって入職する人が多いため、理想と現実のギャップに苦しみ余分にストレスを感じてしまうこともあります。

しかし、今一度目の前の利用者をしっかりと見つめなおしてみてはいかがでしょうか。あなたの仕事のおかげで平穏な毎日を過ごせるようになる人は数多くいます。あなたに感謝し「ありがとう」と伝えてくれる人も多くいるでしょう。

ぜひ今回紹介した内容を参考に、自分に合ったストレスの乗り越え方を見つけてみてくださいね。

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