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児発管の仕事で大変だったことは?悩みを改善する方法も紹介

児発管(児童発達支援管理責任者)の仕事は多岐に渡ります。そのため、働いているなかで大変だと感じることも多いでしょう。

今回は、児発管の仕事で大変だったことをご紹介します。多くの児発管が大変だと感じることを客観的に見ることで、現在の悩みを解決するヒントに出会えるかもしれません。

記事の後半では、仕事が大変すぎて児発管の仕事を辞めたいと考えている人に向けた問題解決のヒントも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

この記事は以下の人におすすめです。
  • 児発管として働く事に悩んでいる人
  • これから児発管として働きたいと思っている人
  • 児発管の仕事が大変で転職を検討している人

児発管ってどんな仕事?

デスクワークのイメージ
児発管は、正式名称を「児童発達支援管理責任者」と言います。
児童福祉法に基づいて2019年におこなわれた制度改正で創設された資格職です。

児童福祉において、根幹的な役割を持ち主に以下の業務をおこないます。
  • 個別支援計画書の作成
  • 相談業務
  • 他機関との連携役
  • 施設スタッフの指導
  • 施設における支援の管理・監督
特に、個別支援計画書の作成は児発管にのみおこなえる業務です。児童福祉に関連する施設の多くで、施設における児発管の配置が義務付けられています。

児発管になって大変だったことは?【業務内容編】

仕事に疲れている人
実際に児発管として働くには、大変なことも多くあります。
実際に児発管として働くうえで、どのようなことが大変なのかまとめました。

事務作業が多い

児発管は、他の支援員に比べて事務作業が多い傾向にあります。特に、施設利用者一人ひとりに作成する個別支援計画書の作成業務が、大部分を占めるケースもあるでしょう。

パソコンに向かって事務作業をすることも多く、肩こりや目の疲れを感じるという人も少なくありません。
〇現場の声
「急にデスクワークメインになったので戸惑いました。パソコン業務もやっていれば慣れてくるものの、肩がこりやすくなりました。」

責任者としてのプレッシャーを感じる

児発管は、施設における支援サービスの責任者でもあります。他の支援員によるミスであっても、その責任を負って対処する必要があり、管理者としてのプレッシャーを感じる人も多いです。

リーダーとしての資質を求められることも多く、人に指示を出したりイベントを段取りしたりすることも求められるでしょう。施設スタッフを仕切る立場に対して、プレッシャー感じるという声も聞かれます。
〇現場の声
「施設から提供する支援の責任が自分にあると思うとプレッシャーを感じます。子ども達が安全に支援を受けられるよう常に気を遣いますね」

代わりの人材がいない

児童福祉施設の多くで、児発管の配置が求められるケースがあります。施設の規模や利用者の数によって配置を求められる人数は異なりますが、多くの施設では配置基準ギリギリの人数しか雇用できていないのが現状です。

児発管は資格取得までに時間がかかるため、特に療育業界では人材不足も深刻になっています。

このような現状のため、「自分が休んだら代わりがいない」という問題に悩んでいる児発管も少なくありません。休みがとりにくいと感じている人も多いでしょう。
〇現場の声
「元から調整して取得している休みはともかく、体調を崩してしまった時などは本当に焦ります。感染症の流行時期は戦々恐々としています。

現場に入れなくなる

児童福祉業界には、「子どもを支援したい」「福祉支援をとおして子ども達の力になりたい」といった志望動機で入職している人も多くみられます。
そのようなケースでは、現場での直接支援業務にやりがいを感じているケースも少なくありません。

しかし、キャリアアップのために児発管になると、事務作業が多く直接支援の機会が減ってしまったという人も多いです。「もっと直接支援がしたい」と悩んでいる人もいるでしょう。
〇現場の声
「子ども達と関わる時間が減ってしまったのは、すごく寂しく思います。」

緊急時対応の責任が大きい

施設で緊急事態が起きた際には、児発管の指揮の元で臨機応変な対応が求められます。利用者の急変や思わぬ事故、トラブル、自然災害なども考えられるでしょう。
緊急事態に、対応方法を決めるのも児発管の役割です。もしも、自分の選択に間違いがあったら…と不安になる人も少なくありません。
〇現場の声
「他のスタッフの意見も聞きますが、それでも最終的に決断するのは自分です。一歩間違えればとんでもない事になる可能性があるかと思うとゾッとしますね。」

児発管になって大変だったこと【人間関係編】

人間関係のイメージ
児発管になると業務内容の大変さだけではなく、管理者として人間関係で苦労する人も少なくありません。

上司と部下の板挟みになる

児発管は施設管理者と支援スタッフとの間に立つ、中間管理職のような立ち位置になりやすいです。そのため、施設管理者と支援スタッフの間で板挟みになってしまうこともあるでしょう。

特に、現場で直接支援を行うスタッフからの不満を受け、施設管理者に相談しても対処してもらえなといったケースでは、非常に気苦労の多い立場とも言えます。
〇現場の声
「どちらの意見もわかるからこそ悩みます。いつでも折衷案がだせる訳ではないので…。」

理想の支援の実現に悩む

なかには、自分自身の理想とする児童福祉支援をおこなうために児発管になったという人もいます。しかし、施設の方針と合わずに理想と現実のギャップに悩むケースも多く聞かれます。

「本当はこんな支援を提供したいと思っていたのに」という想いを抱えながら、施設の方針に従う現状にモヤモヤするという声も少なくありません。
〇現場の声
「施設と支援方針が違う時が一番つらいです。児発管といっても雇われの身なので、理想を貫きとおすのは難しいですし。」

部下を指導するのがしんどい

児発管は、よりよい支援が提供されるようスタッフの指導や育成業務も担います。言いにくい事をつたえなければいけない時もあり、部下の指導に悩んでいるという人も少なくないでしょう。

特に、年上の部下が年齢で自分の言う事を聞いてくれなかったり、指導してもなかなか改善されなかったりするケースでは、多くの若い児発管が大変だと感じているようです。
〇現場の声
「指導すると嫌な顔をされることもありますね。当然の指導なのに、陰口を叩かれることもあります。こちらは何も悪くないので正々堂々としてますけど」

児発管になって大変だったこと【保護者対応編】

話し合いをしているイメージ
児発管になると、施設のサービス管理者として保護者対応をする機会も多くなります。そんななかで児発管の仕事が大変だと感じえるケースも少なくありません。

クレーム対応がつらい

児発管は、施設のサービス管理者として保護者からのクレームに対応することも多いです。直接自分が関わっていないクレームであっても、該当スタッフと共に謝罪しなければいけなかったり、理不尽なクレームを受けたりすることもあるでしょう。
〇現場の声
「基本的にクレームは全て自分の元に集まるので、心労が多いです。」

言葉を選ぶのが大変

児発管は、福祉支援を必要とする子どもの保護者に対して相談支援をおこなうことも多いです。しかし、なかには自分の子どもに障害があることを受け入れられない保護者や福祉支援を拒否する保護者もいます。

児発管は、福祉を必要とする子どもに十分な支援を提供するため、そんな保護者を説得することを求められるケースもあるでしょう。多くの保護者は不安を抱えています。その心に寄り添いながら必要事項を伝えるために、言葉選びが大変だと感じる人も多いです。
〇現場の声
「少し伝え方のニュアンスが違うだけで、信頼関係が崩れることもあります。保護者の方に寄り添いつつ、正確に物事を伝えるのが難しいと感じますね。」

【大変なことも多いけど】児発管はやりがいや魅力のある仕事

前向きなイメージ
児発管になって大変がったことを知ると「それほど大変な想いをしてまで児発管になる必要がある?」と思う人もいるのではないでしょうか。

児発管の仕事で大変なことは、あくまで業務の一部の面に過ぎません。
大変なことも乗り越えるほどにやりがいや魅力がある職種でもあるのです。

個別支援計画の立案者として支援に携われる

現場で直接支援をしていると「こういう風に支援をできないのかな」と考えることもあるでしょう。子ども達の一番近くで支援に取り組んでいるからこそ、その子に合った支援に想いを馳せることも珍しくありません。

児発管になることで、自分自身の理想とする支援の形を実現できる可能性もあります。時には、児発管として個別支援計画を考えるうえで「これまでの支援はこういう意味で行っていたんだ」と気付きを得ることもあるでしょう。

児発管として個別支援計画を作成するなかで、これまでとは違った側面から支援に携わることができます。
〇現場の声
「児童指導員の頃から、こういう支援もいいんじゃないか?もっとこうしてあげられないかな?って思っていました。それを実現できて、嬉しい気持ちです。」
「個別支援計画を作り始めて、こういう考えがあったんだな、と気付かされることが多いです。児発管にならないと分からないことだな、と思いました。」

管理者として運営に関わることができる

児発管には、管理職としての役割もあります。施設をスムーズに運営させ、よりよい支援を提供するために、これまでとは違う視点で仕事をすることになるでしょう。

児発管の場合、自分自身の働きが、施設が提供する支援の質を左右するといっても過言ではありません。自分ひとりではできない事を、施設スタッフの協力を仰ぎ、時には指導して改善し、支援の質を高めることは大きなやりがいに繋がります。
〇現場の声
「確かにやる事は多いけど、他のスタッフが子ども達によい支援を提供できるようサポートする仕事でもあります。私の働きが多くの子ども達の支援に繋がると思うと、やりがいを感じますね。」

保護者支援・相談支援に携われる

児童福祉業界に入職するきっかけは人それぞれです。なかには、「福祉が必要な子どもの保護者や家族を支えてあげたい」という気持ちを強く持っている人も少なくありません。

児発管になることで、直接支援員とは違う角度で保護者支援や相談支援に携わることもできます。
〇現場の声
「障害を持つお子さんのサポートに悩んでいる保護者も多いです。そんな保護者や家族を支援したいと思っていました。感謝していただけることもあり、本当に児発管になってよかったと思います。」

他の職種や機関との関わりが生まれる

児発管の役割のひとつに、支援に必要な他機関との連携役が挙げられます。他の職種や他の機関との橋渡し役として会議をすることもあるでしょう。さまざまな環境で子ども達のために働く人々と関わることで、モチベーションアップや知識のアップデートも期待できます。

広い視野を持って児童福祉の仕事を考えることができるようになるでしょう。
〇現場の声
「他の機関の人と話すことで、気付かされることがとても多いです。視野が広くなったように感じます」

給料が上がる

福祉業界は一般職に比べるとキャリアアップが難しい傾向にあります。しかし、児童福祉業界では、児童指導員として入職した人にとって児発管が最短でのキャリアアップできるルートとなるでしょう。

もちろん、多くの場合児発管として配置できるようになったら、給与も上がります。転職の際も児発管資格を所持していると、再就職の際も重宝されます。
〇現場
「正直言って、給料上がったのが一番嬉しかったです。モチベーションが上がりますね。」

児発管の仕事が大変すぎて仕事を辞めたいと思ったときは

考えている女性のイメージ
児発管の仕事をするなかで、大変さを感じて仕事を辞めたいと考える人もいえるでしょう。そんな時には、以下の改善策を試してみるのもおすすめです。

施設管理者に相談する

業務負担が大きい場合や代わりがおらず休みにくい場合に大変だと感じるケースでは、施設管理者に相談するのがおすすめです。人員の補充求人を出してもらうなど、新たに児発管を雇用してもらうことで改善できるケースもあります。

支援スタッフとコミュニケーションをとる

人間関係で大変だと感じる場合、積極的に支援スタッフとのコミュニケーションをとるのもよいでしょう。多くの場合、コミュニケーションがうまくいっていない事で、負担が増えてしまっています。

児発管として接する以前に、人と人、として対話してみるのがよいでしょう。相手の事を知り、そして自分の事を知ってもらうことで、協力的な関係を築けることもあります。

心理師にアドバイスをもらう

保護者対応に負担を感じるケースでは、心理師にアドバイスをもらうのもおすすめです。興奮する保護者にどのように対応するのがよいのか、ロールプレイング形式で自分の対応をチェックしてもらうのもよいでしょう。

心理学について学んできた公認心理師なら、有益な助言をしてくれる可能性が高いです。

転職を検討する

施設の方針にギャップを感じる場合やさまざまな方法を試してみても問題が改善されない場合、転職を検討してみてもよいでしょう。

児発管資格を持っているのであれば、引く手数多です。妥協せずに自分の求める条件の求人を探すこともできるでしょう。

自分自身が納得して働ける環境を手に入れるため、転職を検討するのがおすすめです。

理想の環境を手に入れたい児発管に療育bizをおすすめする理由

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気になる事はエージェントが施設へ質問してくれる

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しかし、療育bizなら求職者様が直接施設に確認しにくい情報も、エージェントが代理で質問して回答を求めることができます。

求職者様に納得して面接に向かってもらうために、気になる事はなんでも療育bizスタッフにご質問ください。

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児発管は大変だけど児童福祉に欠かせない存在

今回は児発管として働くうえで大変な事を中心に紹介してきました。
児童福祉サービスにおける管理者という立場になるため、どうしても大変だと感じる機会は増えてしまうでしょう。
一方で、児発管は管理者として児童福祉サービスの根幹を支える重要な職務でもあります。自分の理想を実現したり、やりがいを感じたりできる仕事と言えるでしょう。

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