療育の仕事を長く続けるためのポイント|療育biz
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療育の仕事を長く続けるためのポイント

療育の仕事に携わりたいという強い思いがあってこの仕事就いたのなら、できるだけ長く勤めていきたいと考えるのが普通です。
ですが、ずっと同じ職場で働き続けるのは難しいものです。
実際、多くの人が2つ以上の職場での就職を経験しています。
でも、できれば同じ場所で働けるなら、同じ子どもの成長を長く見守れるので、よりやりがいを感じられますよね。

そんなあなたのために、今回は長く続けられる仕事の特徴や、療育の仕事を長く続けられるためのポイントについて解説します。

長く続けられる職場の特徴

仕事が長く続けられるかどうかは、労働者本人によるところもありますし、職場環境によるところもあります。
すべてのパターンを書くのは難しいため、ここではそれを抜きにして一般的な長く続けられる仕事の特徴をみていきましょう。

1.人間関係が良いこと

仕事を長く続けられる職場環境のもっとも重要なものは、人間関係の良さといってもいいかもしれません。
多少仕事がつらかったり、給料が少なかったりしても、人間関係が良ければ続けていくことはそこまで大変ではありません。

「人間関係がいいから辞められない」と言っている人を見たことはないでしょうか?
中には「辞められない」というよりは、「辞めることを考えるまでに至っていない」という人もいるかと思いますが、それだけ人間関係は大事だと裏付けていることになります。

気の合う人や一緒に働いていて楽しい人がいれば、仕事に行くのにも楽しみが出てきます。
また、つらかったとしてもそれを共有する仲間がいると言うのはストレスの発散にも繋がりますよね。
良好な人間関係の職場は数多くのメリットがあるんですね。

人間関係の悩みについては以下のコラムでも詳しく紹介しています。
人間関係の悩みについて知りたい人はぜひ参考にしてみてください。


【療育の仕事がつらいのは人間関係が原因?悩み別の改善策を紹介】のページはこちらをクリック

2.療育の仕事が好きで、やりがいを感じていること

働いている多くの人は、その仕事を好きだからやっているわけではなく、仕事のためにやっています。
「仕事を辞めたい」「仕事に行きたくない」という声がよく聞こえてくるのは、これが理由です。

一般的には好きなことを仕事にするのは難しい、本当にやりたいことなんて見つからないという考えられている風潮がありますので、悪く言ってしまえば、みんな嫌々仕事をやっているということになります。

一方、好きなことを仕事にできていて、毎日のようにやりがい感じている人にとっては、人から見ればつらそうなことでも、対してつらいと感じないどころか、楽しく感じることだってあります。
それだけ好きなことを仕事にできるというのは強力なパワーがあるといえるのです。

3.給料が良いこと、福利厚生が充実していること

また、仕事を長く続けるためには、給料が良かったり福利厚生が充実していることも大切な条件です。
最近はワークライフバランスという言葉をよく耳にするようになりました。
ワークライフバランスとは、仕事と生活のどちらも充実させることで、相乗効果で両方に良い効果をもたらそうとする考えです。

ワークライフバランスを大切にし、仕事も生活も充実させるためには、労働者側だけでなく雇用側の助けも多分に必要になりますので、多くの企業はそのために給与や手当を上げたり、福利厚生を充実させる動きを始めています。
これによって労働者は「この会社で長く働きたい」と考えるようになり、企業側にもメリットが出てくるのですね。

療育の仕事はハードであったり、給料が少なかったりする施設もあるため、ワークライフバランスが良くなれば長く続けられる人も増えてくるでしょう。

4.適度な休みがあること

療育の仕事はシフト制を採用しているケースが多く、休みは不規則な施設も少なくありません。
多くの職種は土日休みなことがほとんどですので、友人と予定を入れたいときにはかなり不便で、好きなときに遊びにいけないのはストレスにもつながります。

また、休みが少ない職場もあるようですので、体を休めるための十分な時間がなく、体を壊してしまうおそれもあります。
もともと子どもを相手にする仕事ですので、体力は必要です。
その体力を回復する休みがないのは単純につらく、続けたいという意志があっても体が根をあげてしまうこともあるのです。

長期休暇も仕事を続けていくうえでの楽しみになりますので、あまり長い休暇がない職場もNGとなります。
適度に休みがあることはプライベートの充実やストレス発散にも繋がりますので、とても大事なことなんですね。

5.経営が安定していること

児童福祉施設では気にしなくてもよいのかもしれませんが、経営が安定していることは仕事を続けていくうえで必須条件です。
なぜなら、従業員の給料にも関係あることですし、不安定な状態だと知りながら、まともに業務を遂行するのは難しいからです。
単純に働いている施設が潰れてしまったら、働き続けることはできなくなりますよね。
経営者が公開しない限りは、普通経営状態なんてわかりませんが、危ないと感じるなら念のためいつでも転職できる体制を整えておいた方がいいのかもしれません。

療育の仕事を長く続けるためのポイント

仕事を長く続けられる職場の特徴をいくつか紹介しましたが、自分の今の職場に当てはまらないという人もいるでしょう。
でも、すぐにはそう簡単に辞められない…
そんなときの対処法として、療育の仕事を続けていくためのポイントをお伝えします。

人間関係を良好に保つ努力をする

はっきり言いますが、小規模の職場は除外して普通は職場の人全員と良い関係を保つのは不可能です。
どこに行っても必ず自分と合わない人はいます。
ですからそれは割り切って適度な距離感で付き合っていくほうがいいでしょう。
多いに越したことはないですが、自分と合う人が一人でもいれば気持ちが軽くなって、そこで続けていくための力になります。

条件の交渉をしてみる

給料が少ない、体力的につらい、休みが少ないなどの理由で続けていくことが難しい場合、もっと自分にとって良い条件になるように交渉してみるという手もあります。
やりがいについても、自分がやりたい療育を伝えると、積極的に採用してくれる施設もあります。

言うだけ言ってみると自分が働きやすい環境に変わってくるかもしれません。
場合によっては辞める覚悟で言わなければならないかもしれませんが、だめなら転職しようという気持ちでいきましょう。

本当につらいなら転職も考えて

本当にこの仕事が好きで続けている人にとっては、仕事を辞めるのに抵抗を感じてしまう人もいるでしょう。
ですが、辞めることで療育の仕事ができなくなるというわけではありません。
結局のところは自分が生き生きと働けないなら、そこで勤めていても子どもたちや保護者の方にも申し訳ありませんし、本来自分が望んでいる療育はできないでしょう。

転職をすることは決して悪いことではありません。
むしろ新たなスタートを切って自分が望む働き方ができるチャンスになります。
とはいえ、今のしながら並行して転職活動をするのは大変ですので、自分一人の力だけでするよりも、転職エージェントの力を借りながら活動を行なっていくとスムーズに見つかりますのでおすすめです。
長く働き続けるうえで、環境というのはとても大事です。
大体の人は、程度の差はあれど仕事に何かしらの不満を持っていることが多いですが、だからといってそう簡単に辞められないものです。
ですが、だからといって不満を持ちながらずるずると続けても何もいいことはありません。
それよりも辞めたいと思うなら、できるだけ早く長く続けられる条件の職場へ転職することで、早い段階で充実した療育の仕事ができます。
もし悩んでいるなら一度じっくり考えてみてくださいね。

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