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心理指導担当職員になるための資格要件は?やりがいのある仕事をしよう!

心理指導担当職員は専門知識を活かして子どもの役に立つことができる、やりがいある職業です。待遇も良く人気がありますが、資格要件を正しく理解していますか?専門的で難しそう、資格がないと働けなさそうと不安に思っている方は、この記事を最後までご覧ください。心理指導担当職員になるための方法や求人例、仕事内容等をご紹介します。社会的ニーズも高まっており、心理指導担当職員を目指すなら今がチャンス!心理指導担当職員の正しい知識をつけましょう。

心理指導担当職員については以下のコラムでも詳しく紹介しています。
心理指導担当職員について知りたい人はぜひ参考にしてみてください。


【【専門的支援加算】心理指導担当職員について正しく理解しよう】のページはこちらをクリック

心理指導担当職員になるための資格要件

心理指導担当職員になるために、資格取得は絶対的条件ではありません。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」によると、心理指導担当職員の要件は以下のように定められています。

心理指導担当職員は、学校教育法の規定による大学(短期大学を除く。)において、心理学を専修する学科若しくはこれに相当する課程を修めて卒業した者であつて、個人及び集団心理療法の技術を有するもの又はこれと同等以上の能力を有すると認められる者でなければならない。(“児童福祉施設の設備及び運営に関する基準”)

心理指導担当職員は心理学の専門的な知識を用いて、障害や課題のある子どもの手助けを行います。資格は必要ありませんが、専門的な観点からアドバイスしなければならないため、上記のような要件があります。簡単になれるものではありませんが、その分やりがいをもって働ける職業です。

また心理指導担当職員になるために資格は不要です。ただし就職する場合は関連資格を持っていると有利に働きます。例えば公認心理師や臨床心理士や臨床発達心理士等です。これらの資格を持っていないと働けない事業所もあるため、事前に理解しておきましょう。

引用:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=82069000&dataType=0&pageNo=1

心理指導担当職員の仕事内容

心理指導担当職員は心理学の知識を用いて、子どものケアをします。児童発達支援や放課後等デイサービスには、さまざまな障害を持った子どもたちが通っています。抱えている問題も一人ひとり違うため、オーダーメイドの療育が必要です。そんなときに活躍する人が心理指導担当職員。専門的な知識を持っているからこそ、障害特性や心理的外傷を理解でき、寄り添った指導が期待されます。心理指導担当職員が、児童発達支援や放課後等デイサービスで、具体的に行う心理的支援は以下の通りです。
・アセスメント
・子どもへの支援
・保護者支援
・関係機関と連携

子どもたちのケアが中心のお仕事です。ただしそれだけでなく、保護者や関係機関との連携も行います。心理指導担当職員は、さまざまな人に向き合わなければなりません。難しい部分もありますが、多くの人から感謝される仕事です。

心理指導担当職員のやりがい

心理指導担当職員のやりがいは、子どもたちの成長をダイレクトに感じられることです。日々子どもたちに寄り添い、課題に向き合うからこそ、成長したときの喜びも大きく感じられます。すぐそばで関わっているからこそ気づける小さな成長もあり、心のつながりが大きい点が特徴です。
また子どもたちだけでなく、一緒に働くスタッフや保護者と喜びを共有することもできます。人の人生の節目に立ち会える仕事は、それほど多くありません。心理指導担当職員はそのような瞬間に立ち会うことができ、他の仕事にはないやりがいがあります。
ある程度、経験を積むと、その道のプロフェッショナルとして扱ってもらえる点もやりがいにつながります。人から頼られることに喜びを感じる人は、心理指導担当職員に向いています。社会的ニーズも大きく、人に感謝される仕事なため、ご自身の職業に誇りを持つことができるでしょう。

心理指導担当職員のニーズが高まっている

心理指導担当職員は社会的に必要とされる職業で、そのニーズも高まっています。令和3年度法改正で専門的支援加算が創設されたことも、影響しています。専門的支援加算が創設され、放課後等デイサービスや児童発達支援に専門的人員を導入する流れが起こっているためです。心理指導担当職員も専門職員として認められているため、さまざまな事業所が心理指導担当職員を必要としています。専門的支援加算を取得している事業所は、それだけでブランディングに繋がります。保護者の目線から見ても、心理指導担当職員がいる事業所は安心できる場所です。心理指導担当職員の必要性も明確になっている今だからこそ、心理指導担当職員としてのキャリアを考えるにはよい時期でしょう。

心理指導担当職員として働くためには?

心理指導担当職員として働くためには、要件をクリアしたうえで、就職活動を行います。心理指導担当職員が働く場所は、主に放課後等デイサービスや児童発達支援、福祉型障害児入所施設や医療型障害児入所施設等です。ご自身の思い描くキャリアや、やりたい仕事を軸に就職先を決めましょう。放課後等デイサービスや児童発達支援では、障害を持った子どもを対象に、心理学的側面からオーダーメイドのケアをします。福祉型障害児入所施設や医療型障害児入所施設では、虐待を受けた子どもにケアを行っています。就職活動は一般的なものとあまり変わりませんが、心理指導担当職員の就職に強い専門的なサイトや、紹介業者を利用することがおすすめです。一般的な就職活動のサイトは、要望通りの職場が見つからないことがあります。それに比べて療育や福祉に特化した就職サイトは、求人数も豊富です。加えて心理指導担当職員の就職に詳しいスタッフからアドバイスをもらえるため、ご自身にぴったりの求人に出会える可能性が高まります。

心理指導担当職員の求人例

心理指導担当職員の求人例を紹介します。資格要件はありませんが、実際に就職する際は資格が必要なことが多く、資格の有無で待遇も違います。今後心理指導担当職員として働きたい方や、転職を考えている方は、求人例を知り、ご自身のキャリアに活かしましょう。

【シュウエール】東京都で資格不要の求人!放課後等デイサービス

2022年オープンの新しい事業所です。公認心理師や臨床心理士等の資格は特に必要なく、児童指導員任用資格もしくは大学の学部で心理学を専修して卒業した方は、ご応募することができます。

【給与】
月給 265,000円 〜 280,000円
大学の学部で心理学を専修し、卒業している方は265,000円~という好待遇の求人。資格はないけど、経験を活かして働きたい方にはぴったりの求人です。

【仕事内容】
児童の療育指導を行います。
1日の中で、運動、学習支援、SST、遊びをバランスよく療育する施設なため、決まった業務はありません。子どもたちと向き合い、自ら積極的に療育に励んでください。

【待遇】
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
退職金制度あり(勤続3年以上) 
定年制あり(一律65歳)

【勤務時間】
1)平日 10:00~19:00 内休憩60分
2)祝、学校長期休み期間 10:00~19:00 内休憩60分
残業がほとんどないところが、この求人の魅力です。プライベートも仕事も充実させたい方にぴったり!

【休日】
完全週休2日制(土曜日、日曜日休み)
年間休日数108日(年末・年始休暇4日含む)
有給休暇の他に
夏期休暇3日あり

【歓迎要件】
・保育士
・社会福祉関係
・自動車運転免許
・理学療法士
※学校での指導経験または放課後等デイサービスでの経験のある方
特別な資格は必要ありませんが、以上のような資格を持っていると優遇されます。心理指導担当職員として働くにあたって、関連資格を持っていると就職時には有利に働くでしょう。

【放課後等デイサービスHARU】大阪府で好待遇の求人!放課後等デイサービス

公認心理士や臨床心理士の資格が必要な求人です。資格要件がある分、好待遇な点が魅力。心理指導担当職員として活躍しましょう!

【給与】
月給 280,000円 〜

給与内訳
・基本給 180,000円〜
・資格手当 100,000円

役職手当 20,000円
勤続手当 5,000円
年齢手当(年齢-20)×500円
交通費支給
賞与:年2回・計2か月分

試用期間1か月(条件変更なし)
固定残業代なし・裁量労働制なし

給与は月給28万円から。先ほどの求人と比較しても、好待遇です。心理指導担当職員として働くにあたって、公認心理師や臨床心理士の資格があるとよい条件の事業所に就職できる確率が上がります。給与だけでなく、各種手当が充実している点も魅力的。年二回の賞与はもちろん、資格手当や役職手当、年齢手当等があります。経験を積み、活躍することでさらなる給与アップも期待できるでしょう。

【仕事内容】
仕事は指導員業務全般です。心理学の専門家としての役割が期待されます。楽しい時間やコミュニケーションを重要視している事業所のため、子どもと丁寧に向き合うことが必要です。

【勤務時間】
1)10:00〜18:00
2)9:30〜18:30
休憩60分

【休日】
日・祝
◆長期休暇
お盆
年末年始
有給休暇

【待遇】
社会保険完備
賞与あり
交通費支給

【こぱんはうすさくら】月給27万円以上!埼玉県の放課後等デイサービス

公認心理士/臨床心理士をお持ちの方もしくは、「心理指導担当職員としての実務をご経験が有り」かつ、「大学・大学院で心理学単位を修得の方」が応募できる求人です。公認心理師/臨床心理士としては経験の有無は問いません。資格がなくても応募できる求人かつ月給27万円からと好待遇なため、人気があります。児童療育に興味がある方を募集されているため、これからチャレンジしたい人はぜひ応募しましょう。

【仕事内容】
児童発達支援・放課後等デイサービスにて、お子様サポートをしてもらいます。学習サポートや生活力向上のためのプログラム、発達療育のお手伝いをしていただきます。新規オープンの事業所なため、スタッフみんなで協力しあいながらお仕事しています。経験が浅い方も丁寧に指導しますので、どんどんチャレンジしてください。

【給与】
月給 270,000円 〜
想定年収モデル 年収450万円 / 入社2年目
・昇給年1回 ※勤務評価に応じて

資格なしからスタートできる案件としてはかなりの好待遇です。経験や年齢を重ねるごとに昇給も可能。適切な評価制度も設けられています。

【勤務時間】
9:00〜18:00
休憩時間60分
※若干の残業・定例会議あり
残業はほとんどありません。プライベートも忙しい方にぴったり。

【休日】
・完全週休二日制も可能
・シフト制による希望休取得も可能

★有給休暇の積極利用
★法定年間休日日数以上の取得推奨
★休職後の復帰サポート

◆長期休暇
【休暇】
有給休暇
年末年始休暇(12/30〜1/3)
慶弔休暇

完全週休二日制もシフト制も可能な、レア案件。ご自身に合った働き方を実現できます。長期休暇ももちろん取得可能です。

【待遇・福利厚生】
・社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
・交通費支給
・賞与年2回 ※昨年度実績2か月
・時間外手当
・出張手当
・役職手当
・資格手当
・資格取得支援制度

全国に放課後等デイサービスを展開している会社が運営しているため、経営基盤は安定!福利厚生も充実しています。年二回の賞与に加え、資格手当や役職手当も制度もあります。心理指導担当職員として働いているけど資格を持っていない方や、今後キャリアアップを目指す方にとって最高の環境です。

心理指導担当職員として働くなら今がチャンス

心理指導担当職員の資格要件や仕事内容、やりがい等を解説しました。専門的な職業として認められており、社会的ニーズも高まっています。資格は特段不要にもかかわらず、好待遇でやりがいを持ちながら働けます。子どもが好きで、寄り添ったケアをしたい方にはピッタリの職業でしょう。現在は心理指導担当職員の求人もたくさん出ているため、今がチャンスです!興味のある方はいち早く動いてください。

心理指導担当職員の放課後等デイサービスへの転職については以下のコラムでも詳しく紹介しています。
心理指導担当職員の放課後等デイサービスへの転職について知りたい人はぜひ参考にしてみてください。


【放課後等デイサービスで働く心理指導担当職員とは?どんな職業?】のページはこちらをクリック

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